iPhoneographersSummitTokyo#01 で僕がお話したこと。


9/1(土) 14:00 久々にAppleStore銀座に行ってきました。
この日はInstagramers.com公認団体であるInstagramersJapan(IGersJP)主催のiPhoneカメライベントでした。

企業やプロのフォトグラファーではなく、1つのユーザーグループがアップルストアでイベントを開催する。とても大変だったと思います。本当にお疲れさまでした!!

当日はまず、InstagramersJapan(IGersJP)とiPhoneOgraphersJAPAN(iPhersJP)主催のえんぞう君のあいさつ。Instagramの使い方や魅力、あとIGersJPの活動内容などをお話になってました。僕は最近まで全然知らなかったのですが、すごく活発に活動されていてビックリしました。

で、次は僕。とりあえず飛ばしで。

次に大阪支部長wacameraさんのライブ加工。Color Splushと多重アプリ(Image Blenderでしたっけ…)を使ってささっとかっこいい写真を作っておられました。スクリーンに写されたwacameraさんの所有カメラアプリの量がパンパじゃなくてビビリました! あとごめんなさい僕、自分のアプリ探してましたw ありましたwww

トリはNocosつるじゅんさん。つるじゅんさんはこの3年間くらいの日本のiPhoneographyのまとめの様な内容でした。iPhone × Cameratalkの事。09年冬の魚眼レンズブーム。聞いていて懐かしかったです。

で、僕が話したこと。
知らん顔で持ち時間全部「ひたすら己のアプリ紹介」も考えたんですが、iPhoneographyを楽しもうよ!という折角のイベントなので、XCodeの事よりもよっぽど語れる「色調補正」のお話をしました。

この日は2部に分けて

●初歩的な色調補正
●自分オリジナルのトイカメラ・フィルターを作る


をやりました。使用アプリは両方とも「PhotoForge2」です。PhotoForge2は高性能補正アプリでPhotoshop的な事ができます。Photoshop的なソフトを使ってないと「なんのこっちゃ」なアプリですが、簡単な使い方を覚えるだけでも元が取れる素晴らしいアプリです。

イベント会場内での撮影がNGだったので、予定していませんでしたがここにUPします。ただ当日えんぞう君も心配してくれましたが、トイカメラ・フィルターの作り方は僕のアプリの核の部分なので申し訳ないですが省きます。イベントや自分のワークショップなど、実際に顔を合わせる場面でまたやろうと思います。


まず1枚目。左はただINStanPocketで撮っただけの写真で、右が補正した写真。補正後は薄膜が剥がれたように見えるのが分かりますか? Instagramで流れてくる写真を1枚1枚凝視するユーザーはあまりいないと思います。補正をすることで短い時間で他人にハッキリ伝える事が期待できます。

この日説明した補正は3つ。
●レベル補正 ぼんやりした写真をパキッとさせたり、陰影の強弱を調整したりする。
●彩度補正 適度の上げると写真を元気な印象にします。
●シャープネス 写真解像度を落としている場合、写真全体がぼやけるために適度に上げてクッキリさせる。



2枚目。まずはレベル補正。だいたい「Levels」とかになってます。細かいスイッチは見ず、デフォルトのままで結構です。真ん中のヒストグラムという図がありますが、基写真が明るいと図の用に右寄りの分布図になり、暗いと左寄りになります。でもまぁそんなのはどうでもいいです。

重要なのはヒストグラム下の3つのスライダー。
試しにシャドウスライダーを右にスライドさせると、最も暗い部分からどんどん暗くなっていき黒が締まっていきます。
逆にハイライトスライダーを左にスライドさせると、最も明るい所からガーっと明るくなり白トビを起こしたりします。
ガンマスライダーはシャドウとハイライトにつられて左右に動きます。これはiPhone(特にiPhone4)にとって重要な機能なので後で書きます。

では補正の仕方です。簡単です。まずafterの様にヒストグラムの左右の山の始まりの所にシャドウ、ハイライトの両スライダーをスライドします。コントラストが高くなってハッキリしたと思います。基本これで終了です。あとは、元々白トビしてなかった部分か飛んでないか? 黒くツブレてないか確認します。当てはまった場合は少しスライダーを戻して様子を見ましょう。

次にガンマ。これを左に動かすと全体がやんわり明るくなり、黒くつぶれかかった所が復活します。個人的にiPhone4は特にコントラストが高く下手するとカリッカリで硬そうな写真になるのですが、ここを調整すると若干柔らかい写真になります。実はレベル補正より細かく補正の出来るトーンカーブというのもあるんですが、それはまた機会があれば!

ポイント!
●シャドウとハイライトスライダーを山の始まりに持っていく。
●白トビ、ツブレがないか確認。
●ガンマスライダーを少し左にずらして不用意に潰れてる部分を復活させる。

注意!
●やりすぎ注意。画像が明るく(暗く)なるからと急激な補正を行うと写真が壊れます。
●一度「チェックマーク」を押して決定した後にレベル補正を繰り返すと写真が劣化します。かならず1回で決めましょう。



3枚目。HSLと書かれてる機能を使います。HSL(HSV)は各機能の頭文字なんですが、今回はS(Saturasion-彩度-)を使います。このスライダーを+方向に10〜20%程度上げます。%が曖昧なのは基画像の解像度や、既に十分鮮やかな写真の場合など、状況に応じて設定が変わるためです。通常10%程度で見に見えて変わり始め、20%を超えるともう補正ではなく別の写真になってしまうことが多いので、だいたいこの辺を目安にしましょう。補正が行きすぎた場合、写真の最も鮮やかな部分からジラジラっと壊れて行きます。10%未満でもジラジラが見えた場合はスライダーを元に戻しましょう。

次にシャープネス。これも10〜20%で様子を見ましょう。上手く行くと存在感が増しますが、かけ過ぎると見づらくなります。またシャープネスは投稿する前の最後の作業にしましょう。シャープネスをかけた後に加工や補正を行うと、写真が思いっきり壊れます。

ポイント!
●あくまで基の写真をより良くする事が目的なので、10~20%で様子を見る。

注意!
●ここでもやりすぎ厳禁。写真が壊れます。
●シャープネスは最後の仕上げ。



4枚目。デフォルトのカメラで撮った写真です。違いが分かりますか? 「あ〜寺ね…」と「寺!!」位の違いがあると思います。僕もここ一番の写真が撮れた時は補正してます。そうするとだいたい普段の2〜3倍「いいね!」が貰えてます。へっへっへ。

この色調補正はiPhoneに限らず、写真全てに適応できる最も入り口に近いテクニックです。ここからそれぞれ色々探っていきましょう。長くなりましたが、今回は本当に素敵な、意味のあるイベントに呼んでいただいて楽しかったです。えんぞう君を始めIGersJPのみなさん! ありがとうございました!

iPhone買ったら写真撮るのが楽しかった。それで良いと思います✧(-ᴗ•̀。)

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